【練馬区】金属造りの家での雨漏り【雨漏り】
2024.09.21 (Sat) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは！
練馬区地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『金属造りの家での雨漏り』です。
【練馬区 雨漏り】雨漏りが起きた時
雨漏りが起きる家を想像すると、屋根がボロボロの家を想像しませんか？
特に雨漏りが起きやすい家と言われると、ボロボロの木造の家を想像してしまいますよね💦
しかし実は、木造住宅でも金属住宅でも雨漏りは起きてしまいます！！！
金属造りの家になると、木造の建物よりも丈夫で雨漏りなどの心配がなく見えるかと思われますが、木造建築の建物と違う劣化症状がおきてしまいます。
今回は金属造りの建物に起きる雨漏りの特徴についてお話させていただきます。
金属造りの建物にお住まいの方、雨漏りに不安がある方、ぜひ参考にしていただければ幸いです✨✨
【練馬区 雨漏り】金属造りの建物での雨漏りの特徴
金属造りの建物は、その耐久性、軽量性、そして建設の迅速さから多くの分野で採用されていますが、雨漏りに関しては独特の問題が発生することがあります。
特に、気候やメンテナンスの状態によっては雨漏りが発生しやすくなるため、これらの要因を考慮した設計と定期的なチェックが重要です。
ここでは、金属造りの建物における雨漏りの主な特徴と原因について詳しく説明します。
1. 接合部からの雨漏り
金属製の建物における雨漏りの主な原因の1つは、接合部です。
金属パネルや部材同士が接合される箇所、特に屋根の部分や外壁の隅、窓枠の周辺は、建物全体の中で最も雨水が侵入しやすい箇所となります。
これらの接合部分では、通常シーリング材や防水テープを用いて水の侵入を防いでいますが、時間の経過とともにこれらの材料が劣化し、ひび割れや剥がれが生じることがあります。
特に太陽光による紫外線や気温の変動によってシーリング材が硬化し、柔軟性を失うと、わずかな隙間でも雨水が侵入してしまいます。
加えて、ネジやボルトなどの固定部分も雨漏りの原因となることがあります。
これらの締め具は金属パネルを固定するために穴を開けて挿入されるため、雨水がその穴を通じて建物内部に浸入することがあります。
特に、ネジやボルトの締め具合が緩んでいる場合や、パッキンが劣化している場合、雨漏りが発生しやすくなります。
したがって、定期的にこれらの固定具を点検し、必要に応じて交換や増し締めを行うことが推奨されます。
2. サビによる劣化と雨漏り
金属造りの建物で避けられない問題の一つがサビです。特に鉄を使用した金属パネルは、長期間にわたり湿気や雨水にさらされると酸化し、サビが発生します。
このサビが進行すると、金属表面が腐食し、最終的には薄くなったり穴が開くことがあります。
屋根や外壁に発生した小さなサビは初期の段階であれば簡単に補修可能ですが、放置すると大きなダメージを受け、そこから雨水が内部に浸透しやすくなります。
また、サビは単に建物の美観を損なうだけでなく、構造的な弱点を作り出す原因ともなります。
金属は、初期の段階では非常に強固であるものの、サビが広がるとその強度が大幅に低下します。
これにより、雨水の侵入がより容易になり、最悪の場合、建物全体の強度にまで影響を与える可能性があります。
特に湿気の多い地域や沿岸部では、塩分を含んだ空気が金属を腐食させやすく、サビの進行が早まるため、特別な防錆処理や定期的なメンテナンスが不可欠です。
3. 温度変化による膨張・収縮
金属は温度変化によって膨張と収縮を繰り返します。夏の暑い日中は金属が膨張し、夜間や冬季には冷え込んで収縮します。この温度変化による動きが、建物の接合部分やシーリング材にストレスを与える原因となります。特に、大きな金属パネルを使用している場合、その膨張・収縮の範囲は広がり、隙間が発生することがあります。これにより、接合部のシーリングが損なわれたり、金属が歪んで雨水が侵入しやすくなります。
このような動きによる影響を最小限に抑えるためには、温度変化に強いシーリング材を使用することや、膨張・収縮を考慮した設計が必要です。また、適切な断熱材を使用することで、温度変化の影響を和らげ、金属の膨張・収縮を抑えることができます。
4. 排水の不備
雨漏りのもう一つの一般的な原因は、排水システムの不備です。
金属造りの建物では、雨水を速やかに排水するために、屋根に一定の傾斜を持たせたり、樋（とい）を設けて水を外部に流すシステムが必要です。
しかし、この排水システムが詰まったり、適切に機能していない場合、雨水が滞留し、屋根や外壁に負担をかけることになります。
特に、樋が落ち葉や泥で詰まると、雨水が溢れて建物の外壁や基礎部分に流れ込み、雨漏りの原因となることがよくあります。
また、屋根の勾配が不十分である場合や、水が溜まりやすい凹凸がある場合も、雨水が建物内部に浸入するリスクが高まります。
これを防ぐためには、排水システムの定期的な点検と清掃が不可欠です。
特に樋の詰まりは見過ごされがちですが、雨が多い季節には特に注意が必要です。
5. メンテナンスの重要性
金属造りの建物における雨漏りを防ぐためには、定期的なメンテナンスが非常に重要です。
金属は他の材料に比べて耐久性が高いものの、長期的には自然の影響を受けやすく、サビや劣化が進行します。
定期的なメンテナンスによって、早期に問題を発見し、対策を講じることが可能です。
具体的には、以下の点を定期的に確認することが推奨されます
- 接合部やシーリング材の劣化具合
- 金属表面のサビの有無
- ネジやボルトの緩みや劣化
- 排水システムの詰まりや損傷
これらの問題を早期に発見し、適切な補修を行うことで、雨漏りのリスクを大幅に軽減できます。
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