外壁の劣化サインを見逃すな!
2025.03.17 (Mon) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『外壁の劣化サインを見逃すな!』です。
新築の家でも10年ほど経つと外壁の劣化症状が現れてくるものです。
もしかすると、営業で訪れた業者から劣化症状を指摘されたことはありませんか❓
しかし、本当に外壁の塗り替えが必要なのに放置してしまうと、お家の寿命を縮めてしまう可能性があります。
そこで今回は、外壁塗装の劣化症状の例やその原因、劣化の進行具合について詳しく解説していきます。
目次
外壁が劣化する主な原因
外壁塗装に使用される塗料には耐久年数があり、時間の経過とともに必ず劣化します。
その劣化を引き起こす主な原因は以下の4つです。
1. 紫外線の影響
外壁や屋根が劣化する最大の要因は紫外線です。
人の肌が日焼けをするように、外壁も紫外線を浴び続けることでダメージを受けます。
特に、南向きの壁は日差しを長時間受けるため、劣化が進みやすくなります。
2. 雨・風の影響
雨や風も外壁の劣化を進行させる大きな要因です。
特に、サイディングなど凹凸のある外壁では汚れが付着しやすく、雨が当たることで汚れが流れずに雨垂れの跡が残ります。
さらに、雨水には空気中の汚れが含まれており、乾燥後に外壁表面に汚れが定着してしまいます。
3. 湿度の影響
湿度が高い環境では、外壁が乾きにくくなり、カビやコケ、藻が繁殖しやすくなります。
特に、北向きの外壁や建物が密集している場所では湿気がこもりやすく、劣化が加速する傾向があります。
4. 交通量や周囲の環境
幹線道路沿いや交通量の多い場所では、排気ガスや土埃が外壁に付着しやすく、汚れの蓄積が早まります。
これらの汚れが放置されると、外壁の美観が損なわれるだけでなく、劣化の原因にもなります。
外壁塗装の劣化度と進行段階
外壁の劣化は段階的に進行します。
以下のような症状が見られたら、早めにメンテナンスを検討することをおすすめします。
1. 艶が落ちる・色褪せる
塗装直後は艶があり鮮やかだった外壁も、紫外線や雨風の影響で徐々に艶を失い、色褪せていきます。
特に、赤や黄色系の色は色褪せが早い傾向があります。
2. カビ・コケ・藻の発生
塗膜が劣化し防水機能が低下すると、外壁の水分量が増え、カビ・コケ・藻が発生しやすくなります。
北向きの壁や湿気の多い場所では、より早く発生する可能性があります。
3. シーリングの劣化
シーリング材は、外壁の繋ぎ目やサッシ周りを埋めて雨水の侵入を防ぐ役割を持ちます。
しかし、紫外線の影響で劣化すると、硬化してひび割れや痩せが発生し、防水性が低下します。
4. チョーキング現象
外壁を手で触った際にチョークのような粉が付く状態を「チョーキング現象」と呼びます。これは塗膜が紫外線や雨風により劣化した証拠です。
5. ひび割れの発生
経年劣化による細かいひび割れが発生します。
0.3mm未満のひび割れであれば緊急の対応は不要ですが、拡大しないか定期的にチェックすることが重要です。
一方、0.3mm以上のひび割れは、雨水が内部に浸入し構造体の腐食につながるため、早めの修繕が必要です。
6. 塗膜の剥がれ
ひび割れを放置すると、最終的に塗膜が剥がれ、外壁の保護機能が失われます。
この状態になると劣化が急速に進行するため、できるだけ早く補修が必要です。
まとめ
外壁は日々の紫外線や風雨にさらされ、時間の経過とともに必ず劣化していきます。
劣化を放置すると建物の寿命を縮める原因となるため、定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。
以下のポイントを押さえて、外壁の状態をチェックしましょう。
- ✅ 外壁の艶や色の変化を確認する
- ✅ カビやコケが発生していないか注意する
- ✅ シーリングのひび割れや痩せをチェックする
- ✅ 手で触れてチョーキング現象が起きていないか試す
- ✅ ひび割れが進行していないか観察する
- ✅ 塗膜の剥がれが発生していないか確認する
これらの症状が見られた場合は、早めに専門業者に相談し、適切なメンテナンスを行いましょう。
外壁塗装の適切なタイミングを逃さず、お家を長持ちさせるための対策をしっかりと行うことが大切です。