外壁塗装では雨漏りは直らない？雨漏りの正しい対処法とは
練馬区にお住まいの皆様こんにちは！
練馬区地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『外壁塗装では雨漏りは直らない？雨漏りの正しい対処法とは』です。
突然の雨漏りに、思わず「どうしよう！」と慌てた経験はありませんか？
特に練馬区のように住宅が密集している地域では、ご近所への影響も気になってしまうもの。
そんなとき、「とりあえず外壁塗装をすれば直るのでは？」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は、外壁塗装だけでは雨漏りは直らないことがほとんどです。
雨漏りの原因は複雑で、塗装では解決できないケースが多いのです。
この記事では、練馬区で多く見られる雨漏りの原因や、雨漏りが発生したときの正しい対処法、そして修理方法について詳しく解説していきます。
雨漏り対策で失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。
目次
雨漏りはどこから起きる？代表的な原因を知ろう
1. 雨漏りの原因その①「屋根」
雨漏りの原因として真っ先に疑うべきなのが屋根です。
屋根は日々、雨風や紫外線にさらされる場所であり、住宅の中でもっとも過酷な環境にある部分です。
特に多いのが、屋根材の劣化によるもの！！
屋根に使われている塗装が年月とともに剥がれ、防水効果が薄れてくると、雨水が屋根材の内部に浸透し、やがて室内に水が漏れ出すようになります。
また、瓦のズレや割れ、スレートのひび割れなども、雨漏りの原因になります。
風や地震などで屋根材がずれると、そこから少しずつ雨水が侵入してしまうのです。
さらに、屋根と板金の接合部の防水処理が甘かったり、経年劣化で隙間ができたりすると、そこから水が入り込んでしまうこともあります。
2. 雨漏りの原因その②「外壁」
「雨漏り＝屋根から」と思われがちですが、実は外壁からの雨漏りも少なくありません。
特に、外壁の塗膜が劣化し、ひび割れ（クラック）ができていると、そこから雨水が入り込んでしまうことがあります。
ただし、外壁のひび割れがあっても、すぐに雨漏りに直結するとは限りません。
なぜなら、建物の外壁には2重の防水バリアがあるからです。
1つ目は、外側の外壁材や塗装による防水層。
2つ目は、その内側にある「透湿防水シート」などの防水層です。
この2重構造のおかげで、少しのひび割れでは雨水が室内に到達しないようになっているのですが、時間が経ち、内側の防水シートまで劣化してしまうと、そこから雨水が建物内部に侵入し、雨漏りが起こるようになります。
また、外壁のシーリング（コーキング）材の劣化も要注意ポイントです。
サッシまわりや外壁材の継ぎ目に使われているシーリングが切れてしまうと、その部分から雨が入りやすくなります。
このシーリング部分は、外壁の塗膜部分よりも劣化しやすい箇所となりまして、築10年経過する前に7年～8年程で劣化してしまいます。
紫外線や雨等の気温差により乾燥してひび割れが起きてしまいますのでこの部分から雨水が侵入してしまいます。
3. 雨漏りの原因その③「ベランダ」
見落としがちなのが、ベランダやバルコニーです。
実はこの部分も、雨漏りの原因になりやすい場所のひとつです。
ベランダは常に雨にさらされているため、防水対策がしっかりされていないと、床の隙間や排水口の詰まりから雨水が浸入してしまいます。
特にありがちなのが、排水口の詰まり。
落ち葉や土が排水口にたまって水が流れなくなると、ベランダに水が溜まり、やがて床下から建物内部に水が染み込んでしまいます。
さらに、ベランダの床に施されている防水塗装（防水層）が劣化すると、防水性能が失われてしまい、雨漏りが発生しやすくなります。
ベランダの防水は10年程度を目安に再施工するのが理想です。
その為、外壁塗装の際に一緒に防水塗装を行う方がほとんどです。
外壁塗装だけで雨漏りは直るのか？
ここで本題に戻ります。
「外壁塗装をすれば雨漏りが直る」と思っている方も多いですが、それは誤解です。
たしかに、外壁塗装には雨水の侵入を防ぐ役割があります。
しかしそれはあくまでも予防的な効果であり、すでに発生している雨漏りを止めるための直接的な修理方法ではないのです。
外壁塗装は、あくまで建物の美観を保つことや、劣化を防ぐためのものであって、雨漏りを止めるには、まず正確な原因の特定と、それに合わせた防水補修工事が必要です。
しかし、外壁塗装工事や屋根塗装工事を行う際に、細かいクラックや隙間を補修する事で雨水の侵入口をふさぐ事ができる場合も在ります。
一概に「外壁塗装工事で雨漏りは直らない！！」というわけでは無いという事は憶えて頂ければと思います！
雨漏りの正しい修理方法とは？
雨漏りを修理するには、まず「どこから」「なぜ」雨水が入っているのかを正確に突き止める必要があります。
そのためには、雨漏り調査に対応できる専門業者への相談が欠かせません。
原因に応じて、以下のような修理が行われます⇩
-
屋根材の交換や修繕
-
板金部分の防水処理
-
外壁のシーリング打ち直し
-
防水シートの補修
-
ベランダ床の防水再施工
つまり、単に屋根塗装や外壁塗装をしても、根本的な修理にはならない可能性が高いのです。
早めの対応が住宅を守るカギ
雨漏りを放っておくと、建物の内部までダメージが進行し、木材が腐食したり、カビが発生したりする危険があります。
ひどい場合には、健康被害や大規模なリフォームが必要になるケースも。
だからこそ、「あれ？天井にシミが…」と感じたら、すぐに専門業者に相談することが大切です。
練馬区には、雨漏り調査から修理まで対応している信頼できる業者も多くあります。
まずは信頼できるプロに相談することが、雨漏り解決の第一歩です
まとめ
いかがでしたか？
-
雨漏りは屋根・外壁・ベランダなど、さまざまな場所が原因で起きます
-
外壁塗装だけでは、すでに起きている雨漏りを止めることはできません
-
雨漏り修理には、専門的な調査と適切な工事が必要です
-
早めの対応が建物と住む人を守ります
練馬区で雨漏りにお困りの方は、まず原因を正しく見極めてくれる専門業者に相談することをおすすめします。
「雨漏りかも？」と思ったら、決して放置せず、早めの行動で大切な住まいを守りましょう！！！
