外壁塗装の塗膜が剥がれた!?放置するとどうなる?
2025.04.23 (Wed) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『外壁塗装の塗膜が剥がれた!?放置するとどうなる?』です。
ご自宅の外壁に、ふと目をやったとき――「あれ?なんか塗装が剥がれてる?」と気づいたことはありませんか?
外壁塗装の剥がれは、多くの方が最初に気づく劣化のサインです。
そして「このままでも大丈夫かな?」「全部やり直すしかないの?」と、不安になる方も多いと思います。
今回はそんな「塗膜の剥がれ」について、なぜ起こるのか、放置するとどうなるのか、どう対処すべきなのかを、わかりやすくお伝えしていきます。
目次
外壁塗装の塗膜が剥がれてきた・・・これって放置してもいいの?
結論から言うと、外壁塗装の塗膜が剥がれている状態を放置するのはNGです!
なぜなら、塗膜というのは単なる“見た目をきれいにするためのもの”ではなく、お家を雨風や紫外線から守る大切なバリアであるからです。
この塗膜が剥がれてしまうと、雨水が外壁材に直接触れてしまい、サイディングやモルタルが水分を吸い込んで劣化してしまいます。
その結果、外壁がボロボロになり、外壁塗装だけでは済まず、外壁材の張り替えなど大掛かりな修繕工事が必要になってしまうことも…。
つまり、塗膜の剥がれは「外壁塗装をやり直すサイン」であり、「これ以上放置してはいけないという警告」でもあるのです。
外壁塗装は10年ごとが目安?
よく「外壁塗装は10年が目安」と言われますが、実際には外壁の状態によって必要なタイミングは異なります。
・築5年で塗膜が剥がれることもあれば、築15年でも問題ない場合もある
というように、お住まいの立地条件、使われた塗料、施工の質によって大きく変わってくるのです。
特に、塗膜の剥がれが目に見えて確認できた場合は、緊急性が高いサインです。
「うちは築10年経ってないからまだ大丈夫」と思っていても、外壁塗装の剥がれを見つけた時点で、再塗装の検討を始めるのがベストです。
逆に、築10年経過しても外壁の劣化があまりないこともあります。
築10年というのは、あくまで目安であるという事を頭に入れておきましょう!!◎
外壁塗装の塗膜って、何のためにあるの?
外壁塗装の塗膜は、家の外壁材を守る「防御壁」のような役割を担っています。
たとえば、モルタルやサイディングといった外壁材は、そのままだと防水性がほとんどありません。
水を吸い込んでしまい、やがてひび割れたり、崩れたりといった劣化が進んでしまいます。
そこで、外壁塗装で塗膜を作ることで、
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雨水の侵入を防ぐ
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紫外線からのダメージを防ぐ
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汚れやカビの付着を防ぐ
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建物の見た目を美しく保つ
といった役割を果たしているのです。
この塗膜が剥がれるというのは、家を守る“鎧”が破れてしまった状態。
かなり危険な状態であると把握しておく事が大事です!!!
外壁の剥がれを見つけるとすぐに連絡するようにしましょう!!!
なぜ外壁塗装の塗膜は剥がれてしまうの?
外壁塗装の塗膜が剥がれる原因には、大きく分けて以下のようなものがあります。
① 経年劣化
塗料には寿命があり、だいたい7〜15年ほどで劣化していきます。
紫外線や雨風にさらされて、塗膜が硬くなったり、ひび割れたりして、やがて剥がれてしまうのです。
② 手抜き工事や施工不良
特に問題なのが、「塗り替えてから数年しか経っていないのに塗膜が剥がれている」場合。
これは施工時のミスが原因かもしれません。
以下のような手抜き工事があると、早期に剥がれが発生します。
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下塗りをしていない
化粧で例えると、化粧下地なしでファンデーションを塗るようなもの。すぐに崩れてしまいます。 -
塗料に合わない下塗り剤を使用した
接着力が弱く、すぐに剥がれてしまうことに。 -
塗料の乾燥時間を守らなかった
重ね塗りを急ぎすぎると、中に残った水分が蒸発して塗膜が浮いてきます。 -
弾性塗料の使用ミス
サイディング外壁に合わない弾性塗料を使うと、塗膜が膨らみやすくなります。特に「直貼り工法」の住宅では要注意です。
外壁塗装の塗膜の剥がれを見つけたら、どうすべき?
まずやるべきことは、専門業者による診断を受けることです。
外壁塗装の剥がれが一部でも見られる場合、他の場所でも劣化が進んでいる可能性が高いため、全体的な再塗装が必要になるケースが多いです。
また、補修だけで済ませたいと思っても、状態次第ではかえって割高になってしまうこともあります。
放置して外壁材自体が傷んでしまうと、「外壁塗装」では済まず「外壁張り替え」や「補修工事」が必要になるため、費用も大幅にアップしてしまいます。
まとめ:外壁塗装の剥がれは家のSOS!早めの対応が安心への第一歩
外壁塗装の塗膜の剥がれは、単なる“見た目の劣化”ではなく、「お家の防御壁が破れてしまった状態」です。
そのまま放置してしまうと、雨水や湿気が入り込み、外壁材だけでなく構造体にもダメージを与え、家全体の耐久性に大きな影響を与えてしまいます。
早めに外壁塗装をやり直すことで、家をしっかりと守り、結果的に将来的な修繕費を抑えることにもつながります。
「少しの剥がれだから大丈夫」と思わずに、外壁塗装のプロに相談して、今の状態をしっかり確認してみてください。