外壁のヒビ割れを放置しないように✖✖
2025.04.29 (Tue) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『外壁のヒビ割れを放置しないように✖✖』です。
外壁にうっすらと走るひび割れ、気になっているけど「これって大丈夫かな?」とそのままにしていませんか?
それ、もしかしたら“クラック”と呼ばれる外壁の劣化現象かもしれません。
今回は、クラックの種類や原因、放置するとどんなリスクがあるのか、そして適切な補修方法まで、わかりやすく解説していきます。
外壁の健康を守るためにも、ぜひチェックしてみてください!
目次
クラックとは?外壁のひび割れに注意!
「クラック」とは、外壁にできる“ひび割れ”のことです。
外壁は、モルタルやサイディングの素材の上に塗料を塗って保護しています。その塗料が年月とともに劣化して、表面にひびが入ることがあります。
ただ、表面だけならまだしも、塗膜の下の下地まで割れていると、それはただの傷では済みません。
本格的な“劣化症状”として、早めの対応が必要です。
クラックを放置すると…4つの大きなリスク
ひび割れぐらい大丈夫…と思いがちですが、実は放置することでいろんなトラブルを招いてしまう可能性があります。
ここでは特に注意すべき4つのリスクをご紹介します。
① 雨漏りの原因に!
クラックがあると、その隙間から雨水が外壁の中に入り込んでしまいます。
最初は目立たなくても、時間が経つにつれて水分が建物内部にまで到達し、やがて「雨漏り」として室内に被害を与えてしまうことも。
特にクラックが細くても深さがある場合、見た目以上に深刻な状態になっているケースも多いんです。
② 建物の耐久性が下がる!
ひび割れから浸入した水分は、外壁の内部を腐らせてしまいます。
サイディングやモルタルの下地が腐食すると、外壁材自体の交換が必要になることもあります。
さらに湿った環境はシロアリの大好物。シロアリが発生すれば、建物の構造そのものが弱くなり、地震などの災害に対する強さも落ちてしまいます。
③ カビによる健康被害も…
雨水の侵入によって壁の内部に湿気がこもると、カビが繁殖しやすくなります。
カビは見えない場所でも増殖し、やがて室内の空気に悪影響を及ぼすことに。
アレルギーや喘息など、体調不良の原因になることもあるため、小さなクラックでも侮れません。
④ 見た目の悪化
家の外観も、ひび割れが目立ってくるとどうしても古びた印象に。
「せっかくきれいにしたのに…」「なんだかボロく見えるなあ」と感じる原因になります。
外壁は家の“顔”とも言える部分ですから、美観を保つためにもクラックの補修は重要です。
クラックの補修方法ってどうするの?
クラックの大きさによって、補修方法は異なります。
専門業者に依頼する前に、どんな方法があるのかを知っておくと安心です。
● 幅0.3mm以下のクラック
これは“ヘアークラック”と呼ばれるもので、塗膜の表面にだけ入っている非常に細いひび割れです。
この場合は、塗装によってひび割れを埋めることができます。比較的軽度な症状なので、早めに塗装メンテナンスを行えば安心です。
● 幅0.3mm~1mmのクラック
このサイズになると、塗膜だけでなくモルタルなどの下地までひびが入っていることがあります。
この場合は、シーリング材を注入してから塗装することで、内部への水の侵入を防ぎます。
● 幅1mm以上のクラック
このレベルになると、かなり深い亀裂になっており、通常のシーリング材では奥まで届きません。
そのため、ひび割れ部分を一度20cmほど削ってから、奥深くまでシーリング材をしっかり注入し、最後に塗装で仕上げます。
クラックの種類と原因を知ろう!
実はクラックにもいろんな種類があり、それぞれ原因も異なります。
症状に合わせた対処をするためにも、知っておくことが大切です。
☆ヘアークラック
髪の毛のように細く短いひび割れ。
塗膜にのみ発生し、経年劣化や施工時の不具合が原因で起こります。
☆乾燥クラック
モルタル外壁などの乾燥過程で水分が蒸発し、収縮することでできるひび割れ。
施工直後や気温変化の大きい時期に出やすいです。
☆構造クラック
建物の構造に関わる深刻なクラック。
地盤の沈下や地震の影響で建物が動いた結果、発生することがあります。
幅が広く深いので、早急な対策が必要です。
☆縁切りクラック
塗装やモルタルの仕上げ時に作業が中断されたことで、時間差で生じる境目のひび割れ。
経年劣化とあわせて、目立ちやすくなるのが特徴です。
最後に:クラックを見つけたら、早めの対処がカギ!
クラックはどんなお家にも起こりうる現象です。
でも、早めに見つけてしっかり対処すれば、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
「最近外壁にひびが入ってるかも…」「心配だけどどこに相談すればいいのか分からない」そんな方は、外壁診断をしてくれる専門業者に相談してみましょう。
クラックは家からのSOSサイン。見逃さずに、家を守っていきましょう!