外壁のチョーキング現象とは?原因・確認方法・対策をわかりやすく解説
2025.05.17 (Sat) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『外壁のチョーキング現象とは?原因・確認方法・対策をわかりやすく解説』です。
練馬区で外壁塗装工事をご検討中の皆さま、今回は「チョーキング現象」についてお話ししていきます。
外壁の劣化と聞くと、「ひび割れ」や「塗装の剥がれ」などをイメージされる方も多いと思いますが、実はそれよりも早い段階で現れる劣化のサインがあるんです。
それが「チョーキング現象」。
外壁塗装工事を検討するうえで、このチョーキング現象を見逃してしまうと、大切なお住まいの防水機能や見た目にも悪影響が出てしまいます。
そこで今回は、
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チョーキング現象とは何か
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なぜ起きるのか
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どのように確認するのか
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そして、どんな対策が必要か
といった点を、詳しく説明させていただきます!!!
目次
チョーキング現象ってなに?
チョーキング現象とは、外壁を手で触ったときに白っぽい粉がつく現象のこと。まるでチョークの粉のような感じなので、「チョーキング」と呼ばれています。
専門用語では「白亜化(はくあか)現象」ともいわれます。
これは、外壁塗装の表面にある塗膜が紫外線や風雨などの影響で劣化し、塗料の中に含まれる“顔料”が粉状になって表面に出てきている状態です。
このチョーキング現象は、外壁塗装工事を検討する大きなサインとも言えます。
練馬区で増えている?チョーキング現象の主な原因とは
チョーキング現象が起こる主な原因は以下の2つです。
1. 経年劣化
どんなに丁寧に外壁塗装工事をしても、時間が経てば自然と塗膜は劣化します。
練馬区の住宅でも、築10年以上経つ建物でチョーキングが見られるケースが多く、特に日当たりの良い南側の壁や、風雨が直接当たりやすい場所で発生しやすいです。
紫外線や雨風の影響で塗料の成分が分解されてしまい、表面に白い粉が浮いてくるのが特徴です。
2. 施工不良
もうひとつの原因は、過去に行われた外壁塗装工事に問題があったケースです。
例えば、次のようなことが原因で、チョーキングが早期に発生してしまうことがあります。
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高圧洗浄が不十分で汚れが残っていた
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下地の処理が甘かった
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塗料の希釈が不適切だった
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塗料を重ねるタイミングが早すぎた
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立地に合わない塗料を使った
こうした施工不良によるチョーキングは、工事からわずか1~2年で発生することもあるため注意が必要です。
チョーキング現象の確認方法【ご自宅で簡単チェック!】
「うちの外壁もチョーキングしてるかも?」と思ったら、以下の方法で簡単にチェックできます。
●手で外壁を触ってみる
もっとも簡単な確認方法は、外壁を手でこすってみることです。
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白い粉がうっすらつく → 劣化の初期段階
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しっかり粉がつく → 防水性が失われてきている可能性大!
チョーキングが進んでいると、雨漏りや外壁材の劣化などにつながる恐れがあります。
●水をかけて色の変化を見る
外壁に水をかけてみて、水を弾かずに濡れ色になった場合は、すでに塗膜の防水効果が低下しているサインです。
外壁塗装工事が必要なタイミングかもしれません。
チョーキング現象を放置するとどうなる?
「まだ粉が出てるだけだから大丈夫でしょ…」と思って放っておくと、意外なトラブルにつながる可能性も。
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防水性の低下 → 雨漏りのリスクが高まる
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外壁材の傷み → 修繕費用が高額になる可能性
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見た目の劣化 → 建物全体の印象が悪くなる
練馬区でも、チョーキングを放置してしまったことで外壁材が傷み、通常の外壁塗装工事では対応できず、張り替え工事が必要になったケースもあります。
チョーキング現象が起きたときの補修方法は?
チョーキング現象が確認できたら、基本的には外壁塗装工事が必要です。
【外壁塗装工事の流れ(チョーキング対応)】
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足場の設置
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高圧洗浄(チョーキング粉の除去)
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下地補修(ひび割れや傷みの補修)
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養生(窓や玄関まわりを保護)
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下塗り(密着力を高める)
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中塗り(色・性能を補う)
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上塗り(仕上げ・防水性UP)
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足場の解体・清掃
とくに重要なのが、「高圧洗浄」と「下地処理」。
チョーキング現象の原因である白い粉をしっかり洗い流すことが、塗装の仕上がりや耐久性に直結します。
まとめ|チョーキング現象は「外壁からのSOS」!
いかがでしたか?
チョーキング現象は、外壁からの「そろそろ塗装してほしい」というサインです。
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手に白い粉がつく
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水をかけたらすぐ濡れ色になる
こうした症状が見られたら、外壁塗装工事のタイミングをしっかり見極めてください。
練馬区で外壁塗装工事をお考えの方は、ぜひ一度、無料の現地調査や診断をご検討ください。
早めの対応が、結果的に建物の寿命を延ばし、大切な住まいを守ることにつながります。
最後までお読みいただきありがとうございました!