雨樋の詰まりは放置厳禁!
2025.05.24 (Sat) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の外壁塗装・屋根・雨樋専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『雨樋の詰まりは放置厳禁!』です。
「うちの雨樋、ちょっと変だな……」と気づいても、つい後回しにしていませんか?
実はそれ、雨樋の詰まりのサインなんです。
雨樋(あまどい)は、建物の屋根に降った雨水をスムーズに地面へ流すための大切なパーツです!
詰まりや破損が起きると、思わぬトラブルを引き起こしてしまいます。
今回は「雨樋の詰まりを放置するとどうなるのか?」
そして「その原因や対処方法」について、練馬区での雨樋修理の実例も交えて、分かりやすくご紹介します。
目次
雨樋の役割とは?
まずは、雨樋の基本的な役割からおさらいしましょう。
雨樋は、雨の日に屋根から流れ落ちてくる雨水を、建物の外壁や地面に直接落とさないようにコントロールする「雨水の通り道」です。
屋根→軒樋(のきどい)→縦樋(たてどい)→地面の排水口
このように水を導いてくれるおかげで、外壁や基礎が雨水で濡れることを防いでいます。
だから、強い雨のときに雨水が雨樋の中を勢いよく流れるのは、むしろ正常な状態なんですね。
でもその水が「雨樋からあふれている」「流れ方が変」と感じたら要注意です!!
雨樋が詰まっている可能性が高いです。
梅雨の雨が多い時にこの雨樋の詰まりに気づくことが多いかと思います。
しかしその場合、補修工事を行う段取が遅くなり外壁にダメージが与えられる前に雨樋補修工事を行うことをおススメしております
雨樋の詰まりはなぜ起きる?
水まわりの排水口が詰まるのは、料理の油汚れや髪の毛など、日常の使用が原因ですが・・・💦
雨樋の詰まりは、そういった生活習慣とは関係ありません。
では何が原因かというと——————-
主に風に乗って飛んでくる「自然のゴミ」なんです。
原因①:木の葉や枝
雨樋の詰まりで最も多いのがこのパターン。
庭や隣の敷地に大きな木がある場合、風や台風で飛ばされた落ち葉や小枝が屋根に落ち、それが雨と一緒に雨樋へ流れ込みます。
特に溜まりやすいのが、横向きに設置された「軒樋」や「集水器」と呼ばれる排水の接続部分。
そこが落ち葉で埋まってしまうと、いくら水が流れてきても出口が塞がれているので、雨水があふれてしまうんです。
ひどい場合は、大雨のたびに雨樋から滝のように水が流れ落ちてくることも。
原因②:土や砂
実は雨樋には、砂ぼこりや土もたまります。
公園や畑、グラウンドが近くにあるような場所では、風で飛ばされた砂や泥が屋根に付着し、それが雨に混じって雨樋に流れ込みます。
これが少しずつ溜まっていくと、泥の塊のような状態になり、水の通り道をふさいでしまいます。
このように、雨樋の詰まりは「気がつかないうちにジワジワ進行」しているのです。
雨樋の詰まりを放置するとどうなる?
「水がちょっとあふれてるだけでしょ?」と軽く考えてしまいがちですが、それが大間違いです!!
実は、雨樋の詰まりを放置すると大きな被害につながることもあるんです。
①雨漏りの原因になる
雨水が雨樋からあふれると、屋根や外壁をつたって建物内部にしみこんでいきます。
その結果、雨漏りが発生してしまいます。
最初は小さなシミでも、やがて柱や梁の木材が腐食してしまい、家全体の寿命にも関わります。
②外壁や基礎が劣化する
あふれた水がいつも同じ場所に流れることで、外壁の塗装が劣化したり、コケやカビが発生したりすることも有ります😓
さらに、基礎部分が濡れ続けると、地盤の沈下や建物の傾きを招くことさえあります。
たかが雨樋、されど雨樋。
住まいを守るためには、詰まりを早めに解消することが大切です。
詰まった雨樋を自分でできる対処法
「すぐに業者に頼むのが一番」とはいえ、混み合っていてすぐ来てもらえないこともありますよね。
そんな時のために、自分でできる簡単な掃除方法をご紹介します。
・ 集水器をたたく
まずは、雨樋の縦と横のつなぎ目にある「集水器(しゅうすいき)」を、長いホウキの柄などで軽くたたいてみましょう。
中に詰まっていた落ち葉や土がズルッと落ちて流れてくれることがあります。
※強くたたくと破損するので注意!
・ホースで水を流す
次に、ホースで上から水を勢いよく流し込んでみましょう。ホースの先を少し潰して水の勢いを強めるのがコツ。
雨水は普段こんな勢いで流れませんが、掃除の時だけは強めの水圧で詰まりを押し流すことができます。
ただし、屋根に登るのはとても危険なので、無理は禁物です。
この2つの作業、無理やり力ずくで行ってしまうと、雨樋をかえって破損させてしまいます。
雨樋は意外にも 少しの圧で外れたり歪んでしまうので無理やり掃除を行うことはやめましょう
雨樋の異変に気づいたら、早めにプロに相談を
練馬区で多くの雨樋修理を行ってきた私たちの経験上、「ちょっと変だな」と思った時点で修理を依頼しておけば、大きな工事にならずに済むケースがほとんどです。
雨樋からの水漏れ、流れ方がいつもと違う、雨音が変・・・なんて異変を感じた時。
そんな時は、早めに信頼できる業者に相談してくださいね。