ベランダ防水工事をおこなう事で雨漏り対策ができます!🌟
2025.06.24 (Tue) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『ベランダ防水工事をおこなう事で雨漏り対策ができます!🌟』です。
洗濯物を干すためにベランダへ出たとき、「あれ?なんだか床がふわふわするな…」「床に膨らみやひび割れがあるかも?」
そんな違和感を覚えたことはありませんか?
もしかするとそれ、ベランダの防水層が劣化しているサインかもしれません。
ベランダは外気に常にさらされている場所です。
雨や紫外線の影響を強く受けるため、年月が経つと劣化が進みやすい場所でもあります。
そしてその劣化を放置すると、建物内部に雨水が侵入し、深刻な雨漏り被害につながってしまうことも。
この記事では、ベランダ防水の基礎知識から施工方法、劣化のサインとその対処法まで、雨漏り対策としての防水工事の重要性について、詳しくお伝えします。
目次
ベランダ防水工事とは?~家を守るための第一歩~
ベランダには「防水層」と呼ばれる、水を通さない膜が敷かれています。
この層があることで、雨が降っても下の階や室内に水が浸入することなく、快適な生活空間が保たれています。
しかし、防水層にも寿命があるのをご存じでしょうか?
一般的に、10年ほどで防水層の効果は徐々に薄れていきます。
紫外線や雨風にさらされ続けることで、塗膜が剥がれたり、ヒビ割れ、膨れなどが発生しやすくなるのです。
こういった劣化を放置すると、やがて雨水が建物内部に染み込み、雨漏りや構造材の腐食、カビの発生などの被害が出る可能性があります。
そのため、防水層に異常が見られた場合には、早めの防水工事が非常に重要になります。
防水工事の種類と特徴
ベランダ防水工事には、大きく分けて2つの工法があります。
どちらの工法も、防水層を強化し、雨漏りを防ぐために行われる施工方法です。
① 密着工法
「密着工法」とは、既存の防水層がウレタン防水であった場合や、狭いベランダなどに適した方法です。
下地にプライマー(接着剤)を塗布し、その上から液体状のウレタン防水材を2回に分けて塗り重ね、最後にトップコートを塗って仕上げます。
この工法はコストが比較的抑えられる一方で、下地の状態によっては膨れや剥がれなどが起きやすいデメリットもあります。
そのため、下地の乾燥状態や素材のチェックが非常に重要になります。
② 通気緩衝工法
「通気緩衝工法」は、下地がコンクリートなどの湿気を多く含む素材である場合に適した方法です。
この工法では、防水材の下に「通気緩衝シート」を敷き、その上からウレタン防水を塗ることで、内部から発生する蒸気を逃がす構造を作ります。
また、蒸気を逃すための「脱気筒」も設置されます。
この方法は、広いベランダや屋上などに適しており、防水層の膨れや破れのリスクを大きく軽減できます。
防水層の劣化サインとは?
では、実際にどんな状態になったら防水層の劣化を疑うべきなのでしょうか?
以下のような症状が見られた場合は、防水工事を検討するタイミングです。
● 膨れ
防水層がボコボコと膨らんでいる状態は、明らかな劣化サインです。
これは、下地の湿気が逃げ場を失って防水層を押し上げている状態で、放置すると破れにつながります。
● 破れ・ヒビ
表面にヒビが入ったり、部分的に破れている場合も要注意。
ウレタン塗膜が薄く塗られていたり、規定以上に希釈されていた場合に起こりやすいです。
また、紫外線や雨の影響による経年劣化でも発生します。
● 色あせ・トップコートの劣化
防水層の最上部に塗るトップコートは、紫外線からウレタン層を守る大切な役割を果たします。
このトップコートが劣化すると、見た目だけでなく、防水機能そのものも失われてしまうのです。
トップコートは数年ごとに塗り直すだけで、防水層を長持ちさせることができます。
比較的安価で済むので、定期的なメンテナンスをおすすめします。
防水工事がもたらす「雨漏り対策」の効果
ここまでご説明したとおり、防水工事は単なる美観回復ではありません。家全体の健康を守るための重要な工事なのです。
とくにベランダは、建物の外側に突き出した構造のため、雨が直接あたりやすく、排水口が詰まっていたりすると雨水が滞留しやすい箇所でもあります。
ここから水が建物内部へ浸入してしまうと、壁や天井に雨染みができたり、木材が腐ってしまうといった大きなトラブルへ発展します。
防水工事を適切なタイミングで行うことで、こうした雨漏りリスクを根本から予防できるのです。
練馬区でベランダ防水工事をお考えなら、まずは点検から!
「うちはまだ大丈夫かな?」「見た目はそんなに悪くないし…」と思っていても、防水層の劣化は目に見えない部分から進行していることもあります。
練馬区のように気候の変化が激しいエリアでは、知らず知らずのうちにダメージが蓄積しているケースも少なくありません。
10年を目安に、定期的な防水点検を行うことが大切です。
点検だけであれば無料で行っている業者も多いため、まずはプロの目でチェックしてもらい、必要に応じて最適な工事を提案してもらうと安心です。
まとめ|ベランダの防水工事は、住まいを雨から守る最前線!
ベランダは毎日使う場所でありながら、劣化が見えにくく、雨漏りの入口にもなりやすい場所です。
しかし、防水層の状態をきちんと管理し、定期的な防水工事を行うことで、雨漏りのリスクを大幅に軽減することができます。
「ベランダの床がなんだかおかしい」「色が褪せてきた」「ヒビや膨れがある」そんな兆候が見えたら、雨漏りの予兆かもしれません。
大切なお住まいを長持ちさせるためにも、ぜひ一度、防水層の状態を確認してみてくださいね。