【2026年最新】塗料が値上がり!外壁塗装の費用はどう変わる?消費者にできる対策を解説!
練馬区・板橋区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区・板橋区地域密着の外壁塗装・屋根・雨樋専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『塗料の値上がりについて』です。

「そろそろ外壁の塗り替えを考えようか」と思っていた矢先に、塗料の価格上昇のニュースを聞き、焦っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
塗料の値上がりのきっかけは、2026年2月末に起きた中東情勢の急変です。
現在、この傾向はさらに顕著になり、各メーカーの出荷停止や大幅な受注制限といった深刻な事態へと発展しています。
外壁塗装を検討している消費者は、この状況にどう向き合えばいいのでしょうか。
この記事では、2026年の塗料値上がりの原因や外壁塗装費用への影響、消費者が今すぐとれる賢い対策を、最新情報をもとに詳しく解説します。
「外壁塗装で損をしたくない」「後悔したくない」という方はぜひ読んでください。
2026年に塗料が値上がりしている理由3点

2026年に入り、外壁塗装や屋根塗装に使う塗料の価格が急上昇しています。
その理由は一つの原因ではなく、複数の要因が同時に重なっています。
以下に現在の値上がりを引き起こしている4つの理由を順番に解説します。
中東情勢とホルムズ海峡封鎖の影響
今回の塗料高騰の直接的なきっかけは、2026年2月末に起きた中東情勢の急変です。
米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃をきっかけに中東情勢が緊迫化し、2026年3月にはホルムズ海峡が事実上の封鎖状態となりました。
ホルムズ海峡とは中東産の石油・天然ガスを世界へ運ぶ”海上の要衝”です。
日本が輸入する原油の多くは中東産であり、ホルムズ海峡は日本向け資源輸送の要となるルートです。
ホムルズ海峡が封鎖されたことで、石油の海上輸送が滞り、日本への供給に深刻な支障が生じました。
中東情勢の緊迫化を背景に、塗料やシンナーの原料となる石油化学製品の供給が世界的に不安定な状況です。
塗料の原料「ナフサ」と石油との深い関係

「石油が高くなっても、なぜ塗料まで値上がりするの?」と感じる方も多いと思います。
その答えは、塗料の主原料である「ナフサ」にあります。
ナフサは原油から精製される「粗製ガソリン」であり、プラスチック・合成ゴム・合成繊維・塗料・医薬品など、現代社会を支えるほぼ全ての化学製品の「出発点」となっています。
つまり、ナフサが手に入らなければ塗料はそもそも製造できません。
現状、ナフサという原料不足によってメーカーが生産そのものを止めるという、物理的な欠乏状態にあります。
そのため、塗料の価格が上がるだけでなく在庫がなく施工できないという事態も各地で起きています。
円安・輸送費・職人賃金の上昇も重なる「三重苦」
ナフサショックだけでも深刻ですが、外壁塗装の費用全体にはさらに3つのコスト上昇圧力が重なっています。
一つ目の圧力は、円安です。2026年5月現在、歴史的な円安水準と不安定な中東情勢が複雑に絡み合い、深刻な状況となっています。
輸入原料をドルで買う以上、円が安くなればなるほど、メーカーの仕入れコストはさらに膨らみます。
次に輸送費も関係しています。
原油高は塗料を作るエネルギーコストだけでなく、現場へ運ぶトラックの燃料代も押し上げます。
材料を工場から現場まで届けるコストが上がれば、それも工事費に転嫁されます。
職人の人件費もコスト上昇圧力の原因の一つです。
建設業界では、人手不足と技能者の高齢化が構造的な課題となっています。
その中で職人たちの利益を削っても、材料費の上昇をカバーしきれないといった現実が見られています。
塗料の具体的な値上がり状況

「塗料が値上がりした」という話は耳にしても「どのメーカーが、いつから、どのくらい値上げしたのか」まで把握している方は少ないでしょう。
ここでは、大手メーカー各社の動きと、値上げの全体像を具体的な数字で解説します。
日本ペイント:シンナー製品が50%以上値上げ
日本ペイントホールディングスは2026年3月25日、子会社の日本ペイントが建築用シンナー製品の価格を3月19日発注分から75%値上げしたと明らかにしました。
シンナーはナフサ(粗製ガソリン)から作られる基礎化学品を原料としているため、ナフサ価格の影響を大きく受けます。
さらに値上げはシンナーだけにとどまりませんでした。
日本ペイントは4月16日出荷分より塗料本体についても10〜20%の値上げを実施しています。
加えて、日本ペイントは4月17日から4月25日まで、下塗り材16品種の受注を停止しました。
値上げと受注停止が同時進行するという、過去に例のない事態が現場を直撃しています。
エスケー化研:溶剤系製品が20〜30%値上げ
戸建て住宅用塗料の最大手メーカーであるエスケー化研も、大幅な価格改定を発表しました。
エスケー化研は2026年4月7日、同社製品の価格を5月11日出荷分から改定すると発表しました。
なお、溶剤系の主力製品は4月21日出荷分から先行して値上げが実施されています。
値上げの背景として同社は、中東情勢の緊迫化により、内部努力のみで安定供給を維持することが困難になったと説明しています。
2023年の価格改定に続くものですが、今回の外部環境の急激な変化は限界を超えており、製品全般の価格改定が避けられないと判断したとしています。
水性・溶剤・粉体それぞれの値上がり幅の違い

各メーカーの値上げ幅は、塗料の種類によって異なります。エスケー化研の価格改定を例に、その違いを整理します。
改定幅は水性製品が15〜25%、溶剤製品が20〜30%、粉体製品が10〜15%となっています。
溶剤塗料はナフサを原料とするシンナーを大量に必要とするため、ナフサ価格の急騰をもろに受けます。
一方、水性塗料は溶剤の代わりに水を使うため、原料コストへの直撃は若干和らぎます。
粉体塗料はシンナーを使わない性質上、影響が最も小さいです。
ただし、溶剤系塗料の入手が特に厳しくなっているため、油性塗料の代替として水性塗料を求める動きが強まっており、その結果、水性塗料についても入手困難の傾向が広がりつつあります。
出荷制限と在庫不足の実態
2026年の塗料問題が過去の値上がりと大きく異なる点は「価格が上がっただけでなく、そもそも買えない」状況が生じていることです。
現在は溶剤系塗料の入手が特に厳しく、シンナーと下塗り材の不足を背景に、実際に工事の進行が滞り始めている現場が増えています。
中東情勢が改善したとしても、サプライチェーンがすぐに元どおりになるわけではなく、各メーカー・流通業者・施工会社の間で新たな受発注や価格管理の仕組みが整うまでには数カ月程度の時間を要する可能性があります。
塗料値上がり前に消費者がとれる賢い行動4選

塗料値上がりの現状があったとしても、情報を正しく理解したうえで動けば、コストを抑えながら品質の高い工事を実現することは十分に可能です。
消費者がとれる賢い4つの行動を解説します。
塗装の必要があるなら様子見をせず早めに決断する
「もう少し落ち着いてから」「情勢を見ながら」そう考えている間に、状況はさらに悪化する可能性があります。
一度上がった人件費や物流費、そして原材料費が数年前の水準に戻ることは、歴史的に見ても稀だからです。
価格面だけでなく、工事の実施可否にも影響が出始めています。
現在は「いま資材を持っていて、塗装できる会社」に依頼が一点集中しており、せっかく良い会社を見つけても「今は手一杯で工事ができません」と断られてしまう可能性が高いのが実情です。
同じ広さ・同じ品質の工事をするのであれば、今の価格で依頼するほうが、数か月後に依頼するよりも費用を抑えられる可能性が高い状況です。
「いつかはやろう」と思っていたなら、そのいつかを早めたほうが良いでしょう。
板橋区で外壁塗装をお考えなら|劣化のサインと失敗しない塗料の選び方
複数社の見積もりで適正価格を見極める

塗料の値上がり局面だからこそ、複数社へ見積もり依頼することは重要です。
今の適正価格を知ることは、格安価格で手抜き工事をする業者を避けるための防衛策になります。
1社だけでは判断基準が持ちにくいため、適正価格を知るには、最低でも3社から見積もりを取ることが基本です。
複数社の見積もりを比べることで、材料費・人件費・足場代などの内訳がどう設定されているかを比較でき、極端に安すぎる業者や不透明な料金設定に気づくことができます。
また、資材の確保ができている経営基盤の安定した業者へ早めに発注することも大切です。見積もりを取ったら、内容をしっかり確認したうえで、迅速に判断することが求められます。
材料費が高騰しても手抜きをしない信頼できる業者を選ぶ
値上がり局面では「コスト削減のための手抜き工事」に遭遇するリスクが増えます。
経営が厳しくなった業者の中には塗料を薄めて使う、工程を省略する、粗悪な材料に切り替えるといった手抜きに走るケースが出てきます。
工事が終わったあとに外見で判断するのは難しく、数年後に塗膜の剥がれや雨漏りが発生して初めて気づく、という事態も起こりえます。
信頼できる業者を見極める目安として、以下の点を確認しましょう。
- 見積書に使用する塗料のメーカー名・品番・使用量が明記されているか
- 下塗り・中塗り・上塗りの3工程がきちんと記載されているか
- 工事中に写真記録を提供してくれるか
- 塗装技能士などの資格保有者が在籍しているか
- 工事完了後の保証内容が書面で示されているか
板橋区で外壁塗装工事を検討している皆様へ:業者選びで抑えておくポイント✅
コスパの良い塗料を選ぶ
「塗料が値上がりしているなら、安い塗料で済ませよう」という発想は、実は長期的には損になる可能性があります。
塗料はグレードによって耐用年数が大きく異なるため、長期的なコストで比較することが重要です。
シリコン塗料は、現在の戸建て住宅でもっとも広く使われているスタンダードな塗料です。耐用年数は8〜15年で、費用と耐用年数のバランスを求める方にとって最適な選択肢と言えます。
フッ素塗料は、初期費用はシリコンより高くなりますが、長期で見るとコストパフォーマンスに優れます。
フッ素塗料の耐用年数は15〜20年程度で、シリコン塗料の耐用年数と比べ約2倍長いため、メンテナンスの頻度を抑えられます。
無機塗料はさらに高耐久で耐用年数は20〜25年以上と長く、紫外線や酸性雨にも強い特徴があります。
どのグレードが自宅に合うかは、業者に現状診断を依頼したうえで判断するのがベストです。
2026年の塗料値上がりに関するよくある質問

2026年の塗料値上がりに関して多くの方が持っている質問に回答します。
Q. 中東情勢が落ち着けば価格は戻る?
ホルムズ海峡が再開すれば元に戻ると簡単に言えるほど、事態は単純ではありません。
塗料メーカー各社は「値上げは恒久的に維持される」という見通しを示しています。
その理由として、ナフサの供給構造そのものに脆弱性があり中東情勢が解決しても構造は変わらないことが挙げられます。
職人賃金・燃料費などの固定費も同時に上昇しており工事全体のコストが上がっていることも、考慮すべき要素です。
過去の経験則からも、一度改定された塗料価格がその後引き下げられた例はほとんどなく、「今の高い価格が新しい基準価格」になっていく構造が業界慣行です。
状況の改善を待って判断を先送りにすることは、現実的なリスク管理とは言えない状況です。
Q. 値上げ前の旧在庫を使った工事はできる?

値上げ前に仕入れた塗料の在庫(旧在庫)を保有している業者であれば、旧価格のまま施工することは可能です。
ただし、旧在庫を使える業者が見つかったとしても、工事時期の確保が難しいケースが増えています。
また、塗料には使用期限(製造から概ね1〜2年が目安)がある点にも注意が必要です。
旧在庫を使用する場合は製造年月日と保管状態を業者に確認し、品質に問題がないかを必ずチェックしてください。
正規の製品であれば旧在庫でも品質は変わりませんが、保管環境が悪い場合は塗料が変質している可能性もゼロではありません。
信頼できる業者であれば、こうした質問にも正直に答えてくれます。
Q. 業者に「値上げ前価格で施工する」と言われたら信頼できる?
業者の「値上げ前価格で施工する」との言葉を信頼できるケースは、旧在庫を実際に保有していて、その根拠を明確に示せる場合です。
「メーカーの何月何日発注分の在庫が〇缶ある」など、具体的な説明ができる業者は誠実と言えます。
一方、「値上げ前価格」という言葉を集客のフックにしながら、実際には材料費や工程を削ってコストを合わせている業者が存在することも否定できません。
見極めのポイントは、見積書の内訳の透明性です。
使用塗料のメーカー名・品番・使用量・工程が明記されているか、保証内容が書面で示されているかを必ず確認してください。
Q. 今すぐ工事しなくても、見積もりだけとっておくべき?
今すぐ工事しなくても、見積もりだけ先に取っておくことは良い方法です。
見積もりを取っておくことで、現在の適正価格を把握できます。
値上げ前に見積もりを取得することで、費用を抑えられる可能性があります。
工事を半年後に希望している場合でも、先に契約を済ませておくことで塗料の確保ができます。
第二に、外壁の劣化状態を専門家に確認してもらえます。
見積もりの際には通常、業者がプロでないとわからない外壁・屋根の現状を診断します。
現状を知っておくだけでも、将来のメンテナンス計画が立てやすくなり、結果的にコストを抑えることにつながります。
第三に、業者を比較する余裕が生まれます。
材料不足の影響で、いざ「塗りたい」と思った時に数カ月待ちという事態も増えています。
急いで決める状況になってから探し始めると、業者を比較する時間的余裕がなくなり、適切な判断が難しくなります。
見積もりを早めに取っておくことで、じっくりと業者を見極める時間を確保できます。
2026年は塗装工事の「前倒し判断」が鍵

2026年の塗料高騰は、これまでの「数パーセントの値上げ」とは次元が違います。
歴史的な円安水準と不安定な中東情勢が複雑に絡み合い、事態は過去の価格高騰時よりもはるかに深刻です。
メーカー各社は「企業努力の限界」として今回の値上げと出荷制限に踏み切っていますが、これが最終的な価格改定である保証はどこにもありません。
塗装の必要があるなら、今早めに決断することが大切です。
それと同時に、適正価格を把握し、手抜きをしない信頼できる業者を選ぶことも欠かせません。
「いつかやろう」を「今、動こう」に変える一歩として、まずは無料見積もりの依頼からはじめてみてください。
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