雨樋が起こす劣化症状!
2025.04.08 (Tue) 更新
練馬区にお住まいの皆様こんにちは!
練馬区地域密着の外壁塗装・屋根・雨樋専門店おひさま美装 ブログ更新担当です。
今回は『雨樋が起こす劣化症状!』です。
雨樋の不具合による雨漏りについて知っていますか?
雨樋は普段あまり意識することのない部分ですが、壊れたまま放置すると雨水の流れが変わり、屋根の下や壁に水が流れ込むリスクが発生します。
これが原因で雨漏りにつながることもあります。
この記事では、雨樋の不具合による影響や、不具合が起こりやすい箇所について詳しく解説します。
事前に知っておくことで、早めの修理対応が可能になります。ぜひ参考にしてください。
雨樋とは?
雨樋(あまどい)は、屋根に降った雨を集めて地上の排水口に流す役割を持っています。
もし雨樋がなければ、屋根から直接大量の雨水が外壁に当たり、壁の劣化や浸水リスクが高まります。
また、雨水が地面に直接落ちると、土がえぐれて建物の基礎が不安定になる可能性もあります。
雨樋は見た目以上に重要な役割を果たしているのです。
雨樋の不具合が引き起こす3つの問題
1. 近所トラブル
雨樋が壊れていると、バシャバシャと大きな水音が発生し、近隣住民に迷惑をかけることがあります。
特に夜中に雨音が響くと、眠れなくなる人もいるかもしれません。
また、家が近い場合、跳ねた泥水や汚れた雨水がお隣の家や庭に飛び散ることもあります。
ご近所トラブルを避けるためにも、雨樋の点検を怠らないようにしましょう。
2. カビ・コケの発生
雨樋に落ち葉やゴミが溜まると、それらがカビやコケの温床になります。
湿気の多い環境では特に繁殖しやすく、外壁の見た目が悪くなるだけでなく、アレルギーの原因になることもあります。
雨樋の掃除を定期的に行うことで、カビやコケの発生を防ぐことができます。
3. 雨漏りのリスク上昇
雨樋が正しく機能しないと、大量の雨水が長時間外壁に当たり続けることになります。
外壁は屋根ほど防水性能が高くないため、これが原因で雨漏りが発生することもあります。
さらに、雨水が建物内部に浸入すると、シロアリが発生しやすくなり、建物の構造部分が腐食してしまうことも。
こうなると修理費用も大きくなるため、早めの対策が重要です。
雨樋の不具合の原因
雨樋の不具合には、主に5つの原因があります。
1. 経年劣化
雨樋の寿命は約20年程度とされています。
長年使用していると、ヒビ割れや変形が発生し、水漏れの原因になります。
2. 傾斜不良
雨樋は適切な傾斜がないとうまく水を流すことができません。
支えている金具が破損したり歪んだりすると、傾斜が狂い、雨水が溜まりやすくなります。
3. ゴミや異物の混入
雨樋の中に落ち葉や泥、木の枝、ビニール袋などの異物が入り込むことがあります。
これが詰まると、水が流れにくくなり、雨樋が破損する原因になります。
4. つなぎ目の不良
雨樋は複数のパーツをつなぎ合わせて作られています。
接着が弱くなると、つなぎ目から水が漏れたり、外れてしまうことがあります。
5. 風や雪による破損
強風や大雪の影響で、雨樋が歪んだり、破損したりすることもあります。
特に台風や大雪の後は、一度状態を確認することをおすすめします。
雨樋の修理費用の目安
雨樋の修理費用は、修理内容や使用する材料によって異なります。
修理内容 | 費用の目安 |
---|---|
雨樋の部分修理 | 3,000円~5,000円/m |
つなぎ目の補修 | 3,000円~20,000円/m |
雨樋の清掃 | 980円~30,000円 |
雨樋の全交換 | 150,000円~600,000円 |
雨樋の修理は専門業者に依頼するのが一般的ですが、落ち葉の除去など簡単なメンテナンスは自分でできる場合もあります。
もちろんこちらは私が調べた相場になります。
劣化症状によってこの補修金額は上下してしまいますのでそれは把握しておきましょう◎
まとめ:雨漏りを防ぐために雨樋の点検を!
雨樋の不具合は、放置するとさまざまなトラブルを引き起こします。
特に雨漏りの原因になることが多いため、早めの点検とメンテナンスが重要です。
雨樋が壊れると、近所トラブルやカビ・コケの発生、雨漏りのリスクが高まることとなります。
主な原因は経年劣化、傾斜不良、ゴミ詰まり、つなぎ目の不良、自然災害による破損は多いといわれております。
日頃から雨樋の状態をチェックし、必要に応じて修理や掃除を行うことで、家の寿命を延ばすことができます。
「最近、雨樋の水の流れが悪いな」と感じたら、ぜひ一度点検してみてください。